イトリゾールは身体に効果を残す事ができる

カビや酵母を専門用語で真菌と呼び、人に感染することで増殖して悪い影響を与えるのが真菌性の感染症です。真菌で有名なものは手足に感染する白癬菌の水虫、性器に感染するカンジダ症などがあります。真菌は原生微生物のひとつで、細菌やウイルスとは異なる性質のため、治療には専用の抗真菌薬が必要となります。イトリゾールは抗真菌薬のひとつで、成分をケトコナゾールとしてイミダゾール系に属し、幅広い抗菌スペクトルを持つことから多くの真菌感染症の治療に用いられます。抗真菌薬には皮膚に塗って治療するクリームなどの外用薬と、錠剤を飲むことで体内から作用する内服薬が存在しますが、イトリゾールは主に飲み薬として使用されます。一般的な治療薬は服用すると血液中に溶け出し、その作用によって効果を発揮しますが、一定の時間が過ぎると濃度が半減して体外に排泄される仕組みです。そのため、通常は血中濃度を維持するため、血中半減期に合わせて服用を続けることが必要になります。イトリゾールも例に漏れず血中濃度は24時間までしか維持できませんが、爪や皮膚への移行性が非常に高く、血液中から薄くなっても感染部位に移行した成分は長期間で維持されるようになっています。爪に移行したものは1年以上もの期間で効果が維持されることが報告されているため、イトリゾールは継続して服用し続ける必要がないというのが特徴です。ただし、移行するまでに効果を薄めることはできないため、集中して服用する期間と休薬の期間を設けるパルス療法が採用されています。イトリゾールを用いたパルス療法は、服用を1週間だけ続け3週間は休薬するのを合計3サイクル行うもので、集中して服用することで身体に効果を残して副作用のリスクを抑えることが可能となっています。

イトリゾールはパルス療法で服用

カビの仲間の事を真菌と呼び、イトリゾールは素の真菌に対して有効な薬であり、外用剤があまり効果が無い爪に感染する爪白癬に対して効果的であると言われています。そしてその際にはイトリゾールを用いたパルス療法が非常に効果が高いです。パルス療法というのは短期大量間欠療法とも呼び、1週間薬を服用し、その後3週間は服用を休むという事を三回繰り返す療法であり、イトリゾールは服用すると吸収されて血液を通り、それが爪に移行していきます。全てが爪に移行するわけでは無いのですが、爪に移行すると1年以上の長期間にわたって留まって白癬菌の増殖を抑える効果があります。爪に移行せずに血中に残った成分についてはそのままとどまるという訳では無く7日程度で身体からすべて排出されます。どうしてパルス療法が用いられるのかというと、薬の服用回数を抑えながら高い治療効果が期待できるからです。薬である以上は副作用の心配があるので、出来るだけ服用する回数を抑えられた方が副作用のリスクを減らす事が出来るのです。ただ、イトリゾールのパルス療法は誰に対しても行えるという訳では無く、他にも薬を併用していたり体質によってはこの療法が行えないという事もありますので、必ず医師の指示に従った上で行うようにすべきです。最近ではネット通販を利用すれば価格の安いジェネリック医薬品も手に入るのですが、独断で治療をしようとするのは非常に危険なので、通販で手に入れる場合でも最低限きちんと一度は病院で診てもらった方が良いです。また、通販の場合は偽物の問題があるので、出来るのであればきちんと病院で診てもらって処方して貰うべきであり、どうしても通販を利用するなら通販のリスクについても十分理解した上で利用するべきです。

イトリゾールに副作用はある?

皮膚にカビや酵母が感染することで起こる感染症は、細菌やウイルスとは異なり、専門用語で真菌と呼ばれる種類に属するため、抗真菌薬によって治療をすることになります。イトリゾールは抗真菌作用のある治療薬で、使用することでカビや酵母が原因となる感染症を治療することができます。イトリゾールの成分はトリアゾールに属するイトラコナゾールで、真菌が身を守るために表面を覆う細胞膜の構成成分であるエルゴステロールを阻害することで、正常な生育を阻み殺菌的な作用を示します。適応菌種は皮膚糸状菌のトリコフィトン、ミクロスポルム、エピデルモフィトンなどで、性行為によって感染するカンジダ、頭皮に増殖することでフケやかゆみを起こすマラセチア、手足に感染することで起こる水虫の原因となる白癬菌、アスペルギルス、クリプトコックスなど非常に幅広い真菌に対応します。皮膚に感染するものは通常ならクリームやローションといった塗り薬を使用するので、重篤な副作用を起こすことはありませんが、イトリゾールは飲み薬として使用されるため、比較的少ないとは言われていますが、必ず何らかの副作用を起こすことになります。良く報告されているのが胃の不快感、発疹、手足のむくみ、嘔吐といったもので、後遺症になるようなほど重篤なものはありませんが、稀に肝機能に影響を与えることがあります。イトリゾールは短期的に高濃度で使用するパルス療法を行うことがあるため、代謝するべき肝臓に負担がかかることが分かっています。短い期間で使用するので、正常な人ならさほど気にすることもありませんが、元々肝臓が弱い人や以前に何らかの既往症を持っていた場合には影響を受けやすいようです。また、他の副作用も軽いものが多いですが、重篤な副作用の前段階で起こることもあるため、体に異変を感じたら医師に相談するようにしましょう。

▼イトリゾール服用前に確認を!他の薬との飲み合わせは大丈夫ですか?
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